休職中サラリーマンが高配当株への株式投資でセミリタイアを目指す

高配当株による配当金再投資で将来的なセミリタイアを目指していた矢先、メンタルに不調を来たし会社を休職中のサラリーマンです。投資、休職、転職などについて綴ります。

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休職するか、復職するか、転職するか、無職になるか。

メンタルに不調を来たして休職中の私ですが、これは一種のモラトリアム状態であり、限られた休職期間中に今後の進路を決定せねばなりません。

 

30代も半ばを過ぎて、このようなモラトリアム状態に置かれることなど想像していませんでしたが、妻子ある身ですので、これは正面から向き合わなければならない喫緊の課題です。Yahoo!ファイナンス、あるいは橋本明男について思いを巡らせて現実逃避ばかりしているわけにもいきません。

 

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そういうわけで私の取り得る未来を整理します。かなり切実な問題です。

 

 

休職を継続する

直近もっとも取りやすい選択肢は休職の延長です。前提として、メンタル不調が改善せずに医者も休職の延長を認める、ということが必要になります。なりますが、現実的にはこちらの言い値みたいなところもありますので、なんかまだ調子悪いな、という自覚症状があるなら、休職延長になると思います。


一方で、休職期間が長引けば長引くほどに復職への道は遠のくのではないかという懸念もあります。懸念というか、実際そうではないでしょうか。「働かない日々」が非日常から日常へとものすごいスピードで変化していくのを実感しています。スパッと割り切って休職終わり!と言える状態になればよいですが、まだそこまで普通の状態にはなれていません。

 

休職期間の延長は、問題の先送りに過ぎないようにも思いますが、そもそも療養目的の休職ですので、これはこれでありなのかもしれません。

ちなみに私に許された休職期間は最大であと2年ちょっとです。最後の1年は無給です。

 

休職期間について。

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休職を続けるにしてもさすがにもうちょっと 充実した生活を送りたい。

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復職する

本来取るべき選択肢は復職です。ほんの少し前の日常に戻るだけです。幸か不幸かIT・コンサル業界はメンタル起因の休職が多いので、復帰してもおそらく理不尽な迫害は受けません。私に復職する気があれば、会社も上司も同僚も、多少の思うところはあれ、受け入れてもらえるでしょう。

客観的に見れば、この選択肢が取れる状態になることがもっとも無難かつ幸福なことだと、理解しています。しかしながら、現時点の正直な気持ちでは、私が休職するほどに精神を蝕まれたあの職場に戻る気には、まだなれません。中途半端な状態で復職しても、また同じことを繰り返す予感もしますし、休職に至るまでの過程を思い返すとまだかなーという気がしています。

 

ただ、復職という選択肢がベストだというのは間違いありません。

 

転職する

私は過去に4回転職していますので、転職への心理的ハードルは一般的なサラリーマンに比べて相当に低いと思います。
働こうと気持ちは蘇りつつも今の会社に戻るのはちょっと、、、という場合は転職することになります。
ただし、転職するにしても、これまでの経験を活かして同業他社なりで同じようなことをやるのか、負荷低減を最たる目的とする他業種への転職とするのか、そもそも自分が次にどうしたいか、ということが決まらないと転職はできません。

転職したいから転職するのではなく、何かやりたいことがあるとか、今の会社では実現できないことを実現するためとか、理由があってするのが転職です。まずは、働く気持ちが戻り、かつ今の会社とは違う環境に移ろうという理由が自分のなかで整理できてから、取り得る選択肢になります。

 

転職するならまた外資なのか。

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無職になる

もうすべてのことから解放されたい、という場合に取るかもしれない選択肢ですが、これは現実的にはすぐには取り得ない選択肢です。休職期間を目一杯消化してなお働けない、復職したけどやっぱりだめだった、転職したけどやっぱりだめだった、という、他の選択肢がすべて潰れた場合、すべてだめだった場合に辿り着く選択肢です。

あるいは、病気が治ってもはや休職は不要にも拘わらずまったく働く気が起きない、しばらく貯金を食いつぶしてでも働きたくない、という末期的精神状態にあれば、取り得る選択肢です。
現在の私には、副収入も僅かばかりの配当金ぐらいしかありませんので、経済的にも精神的にもハードルが高いです。

 

まとめ

改めて考えてみると、答えは明らかなようにも感じます。まずは、今の会社にしろ転職するにしろ、働ける状態に症状が緩和することが先決です。

その上で、働く場所が今の会社なのか、それとも別の場所なのか見極める必要があります。そこに辿り着くまでにどれくらいの時間を要するのか自分でもわかりませんが、そのために許された時間が休職期間と考えています。

決断を留保できる唯一の選択肢が休職であるのなら、まだもう少し、私は休職を続けてしまいそうな気もします。
決断を先送りしたい私と、休職をズルズル長引かせたくない私による壮絶な綱引きが、私の中で常に行われています。