私は投資情報の取得元のひとつとして、Yahoo!ファイナンスをヘビーユーズしています。特に休職中の現在は特段のやらなくてはいけないこともない日々です。
自宅にいる際は、MXテレビのマーケットワイドを何となく眺めつつ、手元のスマホで株価を見たり、市場に関するニュースをチェックしたりといったことが多くなりますので、Yahoo!ファイナンスを参照する機会も自然と増えます。
なぜYahoo!ファイナンスをヘビーユーズするかといえば、とりあえずトップページにアクセスすれば、日経平均、TOPIX、ダウ、為替（ドル円・ユーロ円）といった各種指標を、ぱっと確認できるのが便利であること、株式投資に関する主要ニュースが網羅的にフォローできること、によります。
ひとまずYahoo!ファイナンスさえ見ておけば、主要メディアが扱うような投資に関する大きなニュースや、日銀・政府関係者の市場に関する談話だとか、とにかくメジャーな話題であれば、素早くチェックすることが可能です。
一方で、Yahoo!ファイナンスには、その魅力の大部分であると同時にストレスの元でもある、多数のノイズ（失礼）が存在します。具体的には、得体の知れない謎の株価予想家（失礼）の皆さんの投稿記事です。
Yahoo!ファイナンスは株価を予想する予想家の皆さんの投稿で溢れています。特定の銘柄を指して上がるとか下がるとか言う人もあれば、日経平均を相手に上がるとか下がるとかいう人もいます。
自分の保有銘柄や監視銘柄について書かれていると、つい読んでしまうこともあるのですが、結構な割合で予想が当たっていません。また、理由も大した根拠がなく、適当なことを言っているだけの人も散見されます。そんな予想を読まされた時にストレスが溜まります。各予想家に対して、2ちゃんにウォッチスレなどあるのかもしれませんが、私は2ちゃん自体は見ないのでそのへんはよくわかりません。
株式投資の世界では北浜流一郎先生が曲師として有名ですが、まだそこまで突き抜けていない、もどかしい感じの予想家が多いのも特徴でしょうか。
そんななか、私は橋本明男という人を特に気にしています。独自の波動法（？）による株価予想を行われていますが、その中身は私もよくわかりません。よくわかりませんが、橋本明男のコラムは何故か気になって読んでしまいます。
昨年から今年に掛けてだったか、それまでは毎日17時半あたりに日経平均の予想コラムを投稿されていたのが、ある日を境に急にYahoo!ファイナンスに登場しなくなり、その安否を心配したものですが、気が付いたら復活していて安堵しました。
「状況は整いつつある」とか「もうすぐ始まる大相場」とか景気の良い、読者に対して未来に希望を持たせるような文章が多いのが、その魅力でしょうか。文末の「では健闘を祈ります」というお決まりの文句を、どれだけの人が認知しているのか不明ですが、私と同じように気にしている人が一定数いるのではないかと期待しています。
最近は平日の毎夕、Yahoo!ファイナンスに予想コラムを投稿されていますので、私は17時前後になると、F5を連打する勢いで橋本明男の投稿を待っています。株価予想自体はあまり参考にしていませんが、とにかくその投稿を読むのを楽しみにしています。
Yahoo!ファイナンスは、投資情報のポータルサイトとしてはとてもリーズナブルな存在だと思うのですが、賢明な個人投資家の皆さんはどのような距離感でみているのでしょうか。そもそもYahoo!ファイナンスなんてまったくみていないのでしょうか。
なお、今回はYahoo!ファイナンスの掲示板については言及しません。お察しください。
