休職中サラリーマンが高配当株への株式投資でセミリタイアを目指す

高配当株による配当金再投資で将来的なセミリタイアを目指していた矢先、メンタルに不調を来たし会社を休職中のサラリーマンです。投資、休職、転職などについて綴ります。

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【転職】セミリタイア、アーリーリタイア志向から見た外資系企業で働くことの5つの魅力

私はこれまで2つの外資系企業に所属していました。ITベンダとコンサルファームしか経験がないので、この2社での経験をもって外資とは何たるかを語るのもどうかという気もしますが、外資系企業とリタイア志向には親和性があると思っていますので、あくまで私の経験から言えることとして記載してみたいと思います。

 

目次

 

セミリタイヤ、アーリーリタイヤ志向が一定数いる。

 

私が所属した外資系企業には、そもそも定年まで働こうなどと考えている人は皆無でした。リタイヤ志向の人、起業を見据えている人、いずれは国内の企業に移ってまったりやろうとしている人、いくら激務だろうがやれるところまでやってやろうというモチベーションの高い人など様々でしたが、いずれにしても定年まで会社にしがみつこうという発想はなく、自分の人生は自分で何とかする、という人が大多数です。この点は日本企業とは大きく異なる点だろうと思います。

 

また、リタイヤ志向の人については、セミリタイヤ、アーリーリタイヤに向けて具体的な行動を起こしている人も多く見ました。

 

正攻法としては、そのまま偉くなって上に上り詰めることで数千万円の年収を勝ち取ることを目指す人です。とにかくがむしゃらに仕事に打ち込めば40歳前後でそこまで行ける可能性がありました。ただこれは若いうちの人生を120%仕事に捧げる必要があるので難易度が高いです。

 

ですので、若手では不動産投資をしている人が多かったです。不動産会社のほうも比較的若いうちからそれなりのお金を稼いでいる外資系企業の従業員をターゲットにしていました(これは外資に限らないですかね)。

私もすでに不動産投資をしている同僚から業者を紹介されて話を聞いたことがありますが、自宅用マンションを買った直後でもあったので、丁重にお断りしました。

いま思えばアベノミクス直前で不動産が値上がりする前でしたので、この時はじめていればそれなりの利益が出ていただろうなぁ、と少し思います。


一方で株式投資が話題にあがることはあまりなかったです。激務多忙なので、マーケットと対峙する時間が取れない、というのが原因かもしれません。


多様性が認められている

 

新卒で入社する若者たちはピカピカの経歴の持ち主が多かったです。ちょっとググれば激務とわかる外資系企業にわざわざ入ってくるわけですから、優秀でモチベーションが高いのが特徴でした。

そんな新卒入社の中に一定数の海外大学卒が混じっています。彼らは若く感性が豊かな時間を海外で過ごしているので、とてもおもしろい人が多かったですし、周りにも良い影響を与えていたと思います。いずれはまた海外に出て働きたいという人もいました。

 

一方で中途組はとにかく即戦力で活躍できることが最優先で採用されますので、なかには大卒、院卒ではない人もいましたし、転職回数が片手で収まらない人というのも珍しくありませんでした。伝統的な日本の大企業では書類で落とされると思います。

 

それに加えて他国オフィスから出張や出向で日本にきている外国人もおり、もはや多様性を認めなければやっていけないというか、多様性という言葉すら意識しないほどの状態でした。

 

従って、日本的な価値観に違和感を感じて退職を考えている人や、1つの凝り固まった思想が蔓延する組織で働くことに嫌気がさしている人にとっては、非常に居心地のよい場所ではないかと思います。

 

あえて欠けている部分をあげると、40代より上の人たちは基本的に偉いひとばかりなので、マイペースでやってる平社員のおっさん、がいませんでした。

 

長期休暇が取れる

IT、コンサルとも日々の業務はプロジェクトベースで動くことが基本となります。従って、プロジェクトと切れ目に長めの休暇を取る、ということが比較的一般的です(その代わり、例えば数か月から1年、2年という期間は泥のように働くこともありますが。)

私自身もしくは私の周りのケースでは、プロジェクトの切れ目では最低でも2週間、長ければ1か月程度の休暇を取ることは当たり前のことでした。多くの人は海外旅行などに出かけていましたが、休暇期間自体が長いため、混雑する季節を避けて、旅行することが可能です。

 

また男性社員による育児休暇の取得も市民権を得ていました。むしろ、こどもが生まれた場合は「育休取らないの?」という感じです。

期間は人によりますが、2か月程度の人から1年がっつり取るひとまで様々です。当然、復帰後に嫌味を言われたり、理不尽な仕打ちを受けるなんてこともありません。

よくも悪くも自分たちは先進的である、という意識もあるのか、新しいことを素早く取り入れる風土があります。

 

給料が高い

 

やはり一般的な日本企業と比べると給料は高いです。私が入ったばかりの頃は人の2倍働いても給料も2倍もらい、成長するスピードも2倍、という状況でした。そういう時期と割り切って働くぶんにはとてもよい環境だったなと思います。


他の記事でも書きましたが、配当で毎月10万の収入を得るにはそれなりの時間を要すると思いますが、給料そのものを上げるのはそれほど難しいことではありません(景気や時期によりますが。)

 

サラリーマンぽくない

 

これは番外編的なものですが、朝時間どおりに出社しない・業務時間中にカフェかどっかにいっちゃう・そもそも会社に来ないで自宅で仕事している、という人たちが一定の範囲で許容されていました。もちろん、基本的にはダメなのですが、やることやってればOKという雰囲気がありました。

毎日満員電車に詰め込まれて時間どおりに出社し、定時内はとにかくオフィスにいなきゃいけない、ということ自体が苦痛である場合は、それが改善される余地があります。

 

なお、仕事柄、さまざまな企業に出入りする機会があったのですが、外資系でなくても新興企業や経営者が外資出身の場合などは似たような雰囲気がありました。

 

いま現在の私はとにかく働くことに対して意欲が消失してしまっている状況ですが、これを書いていて、外資ならまた働いてもいい気がしてくるほどです。いや、言い過ぎです。

 

 そもそもセミリタイア前に転職したほうが良いという話。

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