休職可能な期間については、会社の制度に依存すると思いますが、私のケースです。結論から言ってしまうと最長で2年3ヶ月、会社を休むことが可能です。
休職するには客観的な理由の証明が必要
まず前提としてですが、私が取得しているのは病気休職という種類の休職になりますので、休職するには「病気により通常業務をこなすことが困難である」という客観的な評価=医者の診断書が必要になります。
つまり、何となくもうちょっと休んでいたいな、みたいな自分の意志だけでは休職は認められません。
※会社によっては理由の如何を問わない休職制度が用意されている場合もあります。
わたしが以前所属していた会社にはそのような制度があり、語学留学やMBA取得のためにその制度を利用している人がいました。
休職期間の種類
私の所属する会社では病気による休職の場合、その休職期間を3つに分けて考えることができます。
病気休暇
最初の3ヶ月は病気休暇という扱いで会社を休むことになります。厳密には休職ではありません。また、この期間は給料が満額出ます。
病気休職(有給)
病気休暇の期間を終えてもなお復職が困難である場合、病気休職となります。これは最長2年間認められていますが、この期間が2種類にわかれます。端的に言うと、最初の1年間は給料が8割でます。
病気休職(無給)
病気休職は後半の1年間は無給となります。無給の期間は傷病手当金を申請することになりますが、支給される金額は6割強となります。私自身の休職がこの期間まで長引くことは現時点では考えていませんので、傷病手当金の細かい部分までは抑えていません。
まとめ
とにかく、病気休暇3ヶ月プラス病気休職2年間は与えられた権利として、会社を休むことができます。
一方で、そこまで長期間休むとなると、休むほうにも覚悟がいります。そもそもそんなに休んでサラリーマンに復帰できるのか、と。
理想としては病気休暇(3か月)の間に症状が快方に向かい、何事もなかったかのようにまた普通のサラリーマンに戻れれば良いのですが(良いのか?)、いま現在の状況としてはとてもじゃないが、今までのように働ける気がしません。
とはいえ、稼がなくては生きていけません。復職して、多少なりとも今までよりは負荷を下げる形で働くか、ということになりますが、今の会社でそのような選択肢を取ることは難しいのが実情です。管理部門以外に業務負荷をコントロールできるようなポジションは用意されていません。
今の会社に復職することが厳しいとなると、転職するかということになりますが、同業他社ならこれまでの私の経歴から、どこかしら拾ってくれる会社もあると思うのですが、会社を変えたところで同業であれば、また同じことを繰り返してしまう予感がひしひしとします。
もうITコンサルとしてハイプレッシャーな状態に置かれること自体に疲れてしまった気がしているのです。
じゃあ今までとは全く異なる仕事を探しましょうかということになりますが、それはそれで途方に暮れることになります。
これまで4回の転職をしてきた私ですが、別の記事にも書いたことがあるようにすべて同業他社への転職です。つまりITやコンサル業界以外では働いたことがありません。
さてどうしたものか、と考える日々です。
長期的な視点では、高配当株への投資による配当金の増大化が、このような悩みを少しでも和らげてくれることを期待しているわけですが、まだまだそのような資産規模にはほど遠い状況です。