先週末の米国市場の結果などを受けて、日経平均は大幅に続落。信用取引のみずほFGはそれなりに影響を受けていますが、配当や優待目的で保有している現物株のほうは大したダメージは食らっていません。定番優待株はこういう局面に強いのも特徴でしょうか。
逆にこのような保守的な優待銘柄までダダ下がりするのが、暴落と呼ぶべき場面だと思います。従って、優待株の値動きから判断しても、今回はそれなりに下げてはいるものの、単なる調整ではないかと考えています。というか、そうであってほしいと思っています。
一方、現物株がほぼ無傷ですんでいるのに対して、信用取引の方はなかなか傷がふさがりません。というか、傷は拡大する一方です。先週末時点では30万程度の含み損でしたが、今朝、寄り付きと同時に評価額を更新すると、その額は50万円を超えていました。週初め早々、なかなか厳しい現実です。ただ、株安ほどには円高が進まず、109円台半ばまで戻っているというか、108円台が意外と遠いので、株価については、今日の前場が当面の底になるんじゃないかと思っています。みずほFGに限っていえば、年初来安値の187を割らなかったことは不幸中の幸いでしょうか。このラインを割るといよいよ損切りしないとまずい気がします。
なお、本日もドル円が109円台半ばでぐずぐずしており、ということは「109円台前半なら迷わずドル転する」と決めていた私も同様にぐずぐずしております。大いに迷って、結局ドル転は見送りです。信用取引のほうがもう少し落ち着いていれば、ドル転していると思うのですが、これだけ含み損が膨らんできましたので、円キャッシュのポジションを減らすことにやや抵抗があります。株価、為替とも明日以降どうなるかわかりませんが、今回の信用取引については仮にプラ転することになったとしても、完全に失敗と言わざるを得ません。まだ、取引を顧みる余裕はありませんが、後々振り返りが必要です。