米国の小売業大手 [TGT]ターゲットから配当金の受け取りです。
配当金受取状況
配当単価:0.62 USD
保有株数:145株
受取金額:64.50 USD
円換算額:7,095 JPY
※円換算額は1ドル110円換算
[TGT]ターゲットの状況
株価:59.51 USD
配当利回:4.17%
配当性向:55.1%
連続配当:49年
※すべて2017年9月14日時点。数値はDividend.comより。
2016年の前半には株価は80ドルを超えていましたが、ネット販売が拡大し続けるなか、既存の小売業はやはり苦しいようで、冴えない業績により株価は徐々に下がっていきました。
2017年に入ってからは2016年通期決算も悪かったことで、株価は60ドルを割って50ドル台まで下落してきました。この株価下落によって配当利回りが4%を超え、晴れて高配当株の仲間入りとなりました。そうでなければ、私は見向きもしていなかったかもしれません。
そんななか、さらなる逆風がありました。2017年6月にAmazonによる自然食品スーパーマーケット チェーン「ホールフーズ・マーケット」買収=Amazonの小売業への参入が報道されると株価はさらに急落します。株価は50ドルを割って48ドル台まで下げました。
その後の株価は回復傾向にありますが、依然として50ドル台です。なお、ターゲットはネット販売にも力を入れ始めており、これは好調なようです。
[TGT]ターゲット保有理由
ターゲットを購入した理由および保有し続ける理由は以下のとおりです。
・高配当
・連続増配49年
・配当性向が低め
・割安感
私がターゲットを購入したのはAmazonによるホールフーズ・マーケット買収報道前後です。買収報道で下げる前から、ターゲットは高配当であり割安感がありました(あると判断していました)。連続増配49年というのも私の背中を購入へと押しやりました。
そして購入へと至ったわけですが、私がターゲットを購入した翌日にAmazonによるホールフーズ・マーケット買収の発表がありましたので、購入翌日に株価が急落しました。せめてあと1日我慢していれば…という最悪の購入タイミングです。
幸いにもこの購入は全力ではなく、手元資金に若干余裕があったため、速攻でナンピンすることができました。急落に気付いたのが飲み会の帰りのタクシーのなかで、半ば酔ったままのナンピンでした。
私の平均取得単価は56ドルちょうどですので、結果的には(今のところ)ナンピンが吉と出て、含み益が出ている状態です。
今後の予定
「高配当」かつ「連続増配49年」かつ「配当性向も50%あたりで余裕あり」です。従って手放す気はないのですが、株価は限りなく60ドルに近づいて来ましたので、また暴落でもしない限り買い増しは予定していません。
ただ、既存小売業の未来は決して明るいとは言えないものの、Amazonの小売業参入が成功するとも限りませんし小売業という業態そのものは残っていくと考えています。いずれにしても、現在の株価では、あまり資金を突っ込みすぎるのは避けたいと思います。