休職中サラリーマンが高配当株への株式投資でセミリタイアを目指す

高配当株による配当金再投資で将来的なセミリタイアを目指していた矢先、メンタルに不調を来たし会社を休職中のサラリーマンです。投資、休職、転職などについて綴ります。

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【日本株】損出しのため売却予定の日本株

2017年の株価は高値圏にあるとずっと思っています。

思っているだけでなく実際に行動に移しており、アベノミクス開始前から保有していて利益の乗っていた日本株をいくつか売却済みです。

この売却により、例年に比べると多めに売却益が出ています。
その割には年初から総資産があまり増えていないのは何故なのかというと、それは売却益が出た分だけ税金も取られているからです。
この税金の一部を取り戻すために損だし目的で、含み損のある銘柄を売却しようと考えています。

損だしとは?

株式の譲渡益に対する税金は1月~12月を一つの計算期間として、その期間の実現損益の合計に対して税金が発生します。
※含み損益は関係ありません。
そこで、今年の株式売買トータルで実現利益が出ている場合、あえて含み損銘柄を処分して損を出し、トータルでの利益を減少させて、税金を軽減させるのが「損だし」です。

具体例です。
今年の株式売買で100万円の利益が出ているとします。この利益に対してはおよそ20万円の税金が課せられます(税率は約20%)。
一方で、40万円の含み損を抱えている銘柄があり、これを泣く泣く損切りするとします。
すると、今年のトータルの利益は100万円から40万円をひいた、60万円となります。
従って、納めるべき税金も60万円×20%=12万円となり、当初の税金20万から、8万円節税することが可能となります。

損だしのために売却予定の銘柄

売却予定の銘柄は次の4銘柄です。

ヴィレッジヴァンガード
かつて優待がお買い物券10,000円だった時代に購入したものの、優待改悪でダダ下がりして売るタイミングを逃し、塩漬けとなっています。現行優待の割引券は使わないこともないのですが、使いきれないのが現実なので思い切って処分してしまおうかと思います。その場合、買い直す予定もありません。

三越伊勢丹
爆買い、インバウンド、という言葉が流行り始めた頃に雰囲気で購入してしまいました。インバウンドは引き続き有効な感じですが爆買いはどこかに行ってしまい、株価も残念な感じです。優待カードによる割引もあるのですが、ここ2,3年は三越も伊勢丹もあまり利用しなくなってしまったので、私にとってはあまり有用と言えません。従って買い戻しもしない予定です。

NTTドコモ
配当目的で200株保有しています。今後も引き続き保有したいと考えています。もっと言えば日本株の配当目的銘柄としては主力級の扱いとしたいとすら考えています。大した含み損ではありませんが、出せるものは出すということで一旦売却して、すぐに買い戻す予定です。

コナカ
優待の20%割引券目的で保有しています。また、配当も3%を超えです。私は系列の2プライススーツショップである、スーツセレクトをよく利用しています。具体的には1年から1年半に1着くらいの頻度でスーツを購入しています。見る人が見れば安物のスーツと言われてしまうと思うのですが、正直なところ細身で今風であればそれなりに見栄えしますので、私には十分です。私が買うのは3万円程度のスーツですので、優待券の利用により約6,000円の割引となります。休職中のため、最近はほとんどスーツを着ていませんが…
またそのうちスーツを着る日々がやって来ると思いますので、引き続き優待目的ですぐに買い戻す予定です。 

いつ損だしするか?

今年は確定した利益がある程度まとまった額で出ていますので、もはやいつ損だししてもよいと思っています。ただ、損だし=年末という先入観もあり、先延ばしにしています。もう10月がそこまで来ていますので、気が向いたら実行に移したいと思います。

なお、含み損を処分することで気持ち的にもすっきりしてしまうと思いますが、買い戻ししない予定のヴィレッジヴァンガードと三越伊勢丹については損だし=失敗トレードとして確定するわけですので、悪かった点は顧みる必要があります。