休職中サラリーマンが高配当株への株式投資でセミリタイアを目指す

高配当株による配当金再投資で将来的なセミリタイアを目指していた矢先、メンタルに不調を来たし会社を休職中のサラリーマンです。投資、休職、転職などについて綴ります。

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【休職】休職して何か好転したか。そして、復職率50%の現実。

休職している現実について、何となくやりすごしていたものの、そろそろいちど、正面から向き合わないと仕方ない気がしており、少し状況を整理したい。

 

休職して何か事態は好転したか。

休職に至った経緯は単純で、自覚できるほどにメンタルに不調を来たし、このままでは満足に業務を遂行できなくなるのも時間の問題であるという自己判断がまずあった。それを踏まえて心療内科に掛かり、医者による診断に基づいて、休職している。とにかくまずは仕事から離れて静養が必要、ということで、仕事を休んでいる。

しかし、静養して若干薬も服用しているが、これはどちらもマイナスの精神状態をゼロの地点に近づける手段であって、心の不調を根本から治すものではない。あくまで症状を緩和するだけのものだ。

そうなると、病気を根本から治すにはどうすればよいのかということなるが、まだこれという解決策は見当たらない。

この休職期間で得たものは休息以外には特にない。通常のサラリーマン生活では考えられない日数を休んでいるが、休み始めて少し経てば、休んでいる状態が日常となる(厳密には少し違うのだが)。

日常とはいえ、心がざわざわする日も少なくないので、休みを心の底から満喫するような行動は、ほぼない。時折、これから俺はどうすればいいんだろうという、至極当然かつ本来考えるべき唯一の問題にぶち当たるが、なかなかその問題に正面から向き合う気力もなく、何とかその自問自答をやり過ごすしかない。心身ともに健康であることが、どれだけ貴重か、思い知るばかりである。

まだ元気だった頃に1週間ほど有給をもらったときは、ひとりで海外旅行にいき、深夜特急で最初に訪れる街である香港に行き、最初に宿泊するホテルがある重慶マンションに私も宿泊してみたりと、自分から能動的に行動を起こした。しかし、いまはその数倍の休みを概ね自宅で過ごしている。これはこれで自己嫌悪のもとになる。

改めて、私がこの休職期間に得たものは休息以外には何もない。逆にいうと休息自体はちゃんと得ており、本来の目的は達しているのかもしれない。しれないが、これもサラリーマンとして培った性質なのか、休みといえど、休みだからこそ、何か目に見えた成果がないと、休んだ気になれない。

そして、最終的に得るべき「復職する気」が、いまだ湧いてこないのが最もやっかいな問題だ。

 

復職率50%の現実

なんだかんだ言いながら、私はすぐに復職すると思っていた。休職に入るその瞬間も、ひとまず仕事のことは忘れてしまいたいが、まあ少ししたら戻ってくることになるだろうと思っていた。

ところが、2週間たっても、1ヶ月たっても、1ヶ月半たとうとも、復職する気持ちは沸き起こって来ない。以前にも書いたが、現在は会社の制度上、給料が満額出るので、そこに甘んじているのかもしれない。ただ、それにしても、許されたモラトリアム期間には限りがある。

あまり病気や休職の詳細について深く考える気にもなれないのが正直なところだが、さすがに何も考えないわけにもいかず、苦し紛れに休職からの復職率を調べていて驚愕した。そして、正直暗い気持ちになった。メンタル理由の休職からの復職率が50%程度しかなかったからだ。

復職後、結果的に数ヶ月から数年でやめることになったとしても、一旦は復職するのが主流で、感覚的には、復職率は70%から80%くらいあると思っていた。しかし、これは甘かった。

やはり、いちど気持ちが切れてしまうと、なかなか元には戻れない、ということかもしれない。別に戻らなくてもいいという選択肢も当然あるわけだが、積極的に戻らないという判断をしているというより、戻れない、のではないかと、50%という数字を見て感じた。そして、復職するには「復職するんだという強い気持ち」がないと難しい、と思っていて、その強い気持ちを現時点の私は持ち合わせていない。

また、全体の数字に引きずられる必要はないのだが、もし復職率が80%なら、まあ最終的には私も復職するんだな、という気になるし、逆に20%であれば、復職できないのが普通なのか、と諦念が湧いてくる数字だ。50%という数字には、復職するもしないもお前次第だと、改めて休職という現実を突きつけられている気がする。

 

どういう選択をするかは、引き続き考えていかないといけない。

noworkok.hatenablog.com

 いつまで休職可能か整理した記事。

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