休職中サラリーマンが高配当株への株式投資でセミリタイアを目指す

高配当株による配当金再投資で将来的なセミリタイアを目指していた矢先、メンタルに不調を来たし会社を休職中のサラリーマンです。投資、休職、転職などについて綴ります。

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【日本株】私とみずほと信用取引の歴史

2008年リーマンショック直後、当時社会人3年目だか4年目だかの私は7000円台にダダ下がりした日経平均を見て、さすがに1,2年もたてばまた10,000円は超えてくるだろうから今買っておけば絶対に損することはない、という特に何の根拠もない理由のもとに、日経平均に連動したETFを購入しました。


これが私の投資のスタートです。
ちなみに当時の同僚にこの話をしても誰も賛同してくれませんでした。

 

目次

三菱商事


その後、目論見通りに日経平均連動ETFで小銭を得た私は、当時1200円~1500円のBOX圏にあった三菱商事を現物で1,000株買っては、少なくて30,000円、多くて100,000万円の利ざやを取ることを繰り返し、「ちょろいな」と思っていました。この時は投資初心者でもあり、現物のみでしたが、三菱商事だけで50万くらいの利益を得ました。

 

象印


「こんなに簡単に数万円儲かるのに種銭が少ないせいで機会損失を起こしている」
調子に乗った、まだ20代だった私が信用取引に手を出すのに時間はかかりませんでした。今でも鮮明に覚えていますが、三菱商事の次に目を付けたのは象印です。リーマンショック直後で節約志向が持てはやされ、職場でもペットボトル飲料ではなく、自前の水筒を職場に持ち込む同僚が増えていたことから、これはマホービンが来るぞ、ということで、当時150円くらいだった象印を10,000株信用で買っては、2,3円上がったら即売る。これだけで2,3万の儲け。しかも、短いときは10分くらいの取引。「ちょろい」とかいうレベルではなく、これだけで生きていけるとさえ錯覚していました。(ただ、当時は勝間本ブームが来る直前くらいの時期で私も例に漏れず読んでいて、仕事に対して夢と希望しかなかったので、会社を辞めるとかそんな気はさらさらありませんでした。)

 

みずほ信託(みずほFG)


その次に私が目をつけたのがみずほ信託で、これも最初はうまく取引をこなして数万円の儲けを繰り返していましたが、ここから地獄の日々が始まります。調子に乗って30,000株を信用買いした直後にダダ下がりしはじめ、初めて経験する数十万円単位の含み損に損切りすることもできず、ただただ、あわあわしていました。現引きするための資金もありませんでした。

 

おそらく毎日吐き気を戦うような状況だったと思いますが、幸か不幸か当時在籍していた外資系企業がリーマンショックの影響でリストラを敢行。私の所属していた部署自体が廃止されることになり、私自身も会社に残ってよくわからない部署に移るか、今すぐ割増退職金をもらってやめるかという整理対象になり、あまり悩まずに退職金をもらって辞めることにしました。(会社側の設定した退職時期を延長させることと、退職金の上積みは交渉で勝ち取りました)。

この時に予想以上に出た退職金で信用買いを現引きしたことで、何とか塩漬けする権利を得た私はアベノミクスによる株価急騰までの数年間、長く苦しい含み損(MAX200万)に耐えながらも年間約10万円の配当金も得ていました。

この経験から、信用取引の怖さを身をもって経験するとともに、配当金の威力にも気づいたことが現在の高配当株ホールド戦略につながっています。

 

そういう訳で、現在では高配当株への投資を基本としつつも、みずほFGとは2008年からの付き合いなので、テクニカルともファンダとも微妙に異なる、長年の経験を踏まえた感覚による信用取引を趣味のようにいまだに続けています。ここ数年はみずほ銀行の信用取引だけで、コンスタントに年間30万~40万は利益を出しています。
いつまでうまくいくかわかりませんが、そういう訳でいまだに懲りずにみずほFGの信用取引を続けています。

 

みずほFGの信用取引についてはまだ書きたいことがあるのでまた書きます。